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【2026年最新】補助金の併願申請は可能?複数設備の導入に使える制度と注意点を解説

【2026年最新】補助金の併願申請は可能?複数設備の導入に使える制度と注意点を解説

【2026年最新】補助金の併願申請は可能?複数設備の導入に使える制度と注意点を解説


はじめに:複数の補助金は同時に併願できるのか?

企業の成長や生産性向上のために、新しい機械設備の導入と同時に、最新のAIツールや業務システムを導入したいと考える経営者の方は多いのではないでしょうか。その際、「複数の設備を導入するために、複数の補助金を同時に申請(併願)することは可能なのか?」という疑問がよく生じます。

結論から申し上げますと、補助金の種類や申請する事業内容によって、併願できる場合とできない場合があります。特に、同じ中小企業庁が管轄している補助金同士の場合、一方に採択されていると、もう一方への申請が制限されるケースが存在します。本記事では、複数設備の導入を検討している事業者様向けに、補助金の併願に関する基本的なルールと注意点を解説します。


中小企業庁が管轄する主要な補助金一覧

現在、中小企業庁が実施している代表的な設備投資向けの補助金には以下のものがあります。企業の課題や投資目的に合わせて、様々な支援策が用意されています。

  • ・新事業進出補助金


  • ・ものづくり補助金


  • ・省力化投資補助金(カタログ型・一般形)


  • ・成長加速化補助金


  • ・AI導入補助金(旧IT導入補助金)


  • ・小規模事業者持続化補助金


https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/r8/r8_ippan_pr.pdf


補助金を併願する際の基本ルール

複数の補助金を活用したい場合、まず大前提として知っておくべき基本ルールが2つあります。


同一事業・同一経費での二重受給は原則不可

すべての補助金において共通する最も重要なルールは、「同じ経費(設備やシステム)に対して、複数の補助金から二重に交付を受けることはできない」という点です。例えば、1つのAIソフトウェアを導入する際、「AI導入補助金」と「省力化投資補助金」の両方に同じソフトウェアの費用を申請することは不正受給となります。併願申請を行う場合は、必ず「対象となる事業」「導入する設備・経費」を明確に分ける必要があります。


過去の採択歴や進行中の事業による制限

経費が全く別であったとしても、同じ管轄省庁(中小企業庁など)の補助金では、「特定の大規模補助金に採択され、現在事業を実施中の場合は、他の特定の補助金には申請できない」といった要件が設けられていることがあります。これは、限られた国の予算をより多くの事業者に公平に分配するための措置です。

https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3974


【一覧表】主要補助金の併願可否まとめ

では、具体的にどの補助金同士であれば併願が可能なのでしょうか。以下の表は、別事業・別経費として申請する場合の、主要な補助金間の併願可否の一般的な傾向をまとめたものです。

※注意:公募要領は毎回更新されるため、最新の要件によって変動する可能性があります。同一経費に対する重複申請はすべて「不可」です。

【制度A】 × 【制度B】 : 併願の可否と傾向

  • ・ものづくり補助金 × AI導入補助金 【〇 可能】機械設備とAIソフトウェアで経費を明確に分けることで、比較的併願しやすい組み合わせです。


  • ・ものづくり補助金 × 新事業進出補助金 【× 原則不可・制限あり】同時期の申請ができない、または過去数年以内の採択歴があると申請不可となるケースが多く見受けられます。


  • ・省力化投資補助金 × AI導入補助金 【〇 可能】別経費であれば可能ですが、対象となる製品(カタログ登録品など)の重複はできません。


  • ・小規模事業者持続化補助金 × AI導入補助金 【〇 可能】販路開拓(チラシ作成など)と業務効率化(AI導入)など、目的と経費が明確に分かれていれば併願しやすいです。
  • ・新事業進出補助金 × 成長加速化補助金 【△ 要確認】どちらも大規模な事業再構築や成長投資を伴うため、事業の明確な切り分けが厳しく問われる、あるいは申請要件で重複が制限される可能性があります。





併願申請を成功に導くためのポイント

併願申請を検討する際は、以下のポイントに注意して準備を進めましょう。


事業計画の明確な切り分けとスケジュール管理

それぞれの補助金で申請する事業計画は、全く別の独立したプロジェクトとして成立している必要があります。審査員が見たときに「これは実質的に1つの事業を分割して申請しているだけではないか」と判断されると、要件を満たさなくなる可能性があります。また、補助金ごとに交付決定や実績報告のスケジュールが異なるため、社内のリソースで適切に管理できる綿密な計画が求められます。


減点措置の有無を確認する

併願申請自体は可能(申請要件を満たしている)であっても、過去に中小企業庁の補助金に採択された実績がある場合、審査において「減点措置」が適用される制度も少なくありません。減点措置があるからといって必ずしも不採択になるわけではありませんが、初めて申請する事業者と比較すると採択のハードルは上がる傾向にあると考えられます。そのため、減点分をカバーできるだけの革新的で説得力のある事業計画書を作成することが重要です。

まとめ

複数の設備投資を計画している場合、補助金をうまく組み合わせることで事業の成長を大きく後押しすることができます。「AI導入補助金」や「小規模事業者持続化補助金」のように組み合わせやすい制度がある一方で、大規模な設備投資を伴う補助金同士では、併願が制限されるケースが多く見受けられます。

補助金のルールは複雑であり、公募回ごとに要件や対象経費が変更されることも珍しくありません。自社がどの補助金を組み合わせて活用できるのか、最新の公募要領を正確に読み解くことが申請への第一歩となります。自社に最適な補助金の組み合わせや、最新のルール変更などの情報をお探しの際は、ぜひ当社の提供する「情報の泉」も情報収集のツールとしてご活用ください。

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